水産相場レポート

7月27日 豊洲・札幌・大阪・福岡の注目魚種で見る水産相場

2026年7月27日の水産相場は、4市場それぞれで見るべき魚種が違います。この記事では、日付の説明でかさ増しせず、豊洲・札幌・大阪・福岡の注目魚種を表で整理します。

価格は見積りそのものではなく、仕入れ前の判断材料です。数量、価格、単位、取引日をそろえて確認してください。

今日の4市場まとめ

市場注目魚種数量価格取引日見るポイント
豊洲あじ9,852kg高値1,620円/kg
中値1,188円/kg
安値864円/kg
7月18日数量と中値の両方を確認。大衆魚の価格感を見る。
札幌するめいか相対4,335.0kg高値1,404円/kg
中値864円/kg
安値648円/kg
7月25日数量がまとまっているため、北日本側のいか相場を見る材料になる。
大阪かつお総取扱7,768kg宮城県産 平均901円/kg
鹿児島県産 平均698円/kg
千葉県産 平均630円/kg
7月24日産地別に平均価格の差を見る。単純な高値比較だけで判断しない。
福岡車海老100kg高値13,000円/kg
安値2,000円/kg
7月27日高値と安値の幅が大きい。見積りではサイズ・等級確認が前提。

豊洲の注目魚種

あじ:数量9,852kg、中値1,188円/kg

  • 取引日:2026年7月18日
  • 数量:9,852kg
  • 価格:高値1,620円/kg、中値1,188円/kg、安値864円/kg
  • 選定理由:数量があり、価格帯も見やすい。日々の仕入れ感覚を確認しやすい魚種。

豊洲では、あじを相場感の基準として見ます。高値だけを見るのではなく、中値1,188円/kgを中心に、実際に数量が付いている価格帯を確認する方が見積りに使いやすくなります。

札幌の注目魚種

するめいか:相対4,335.0kg、中値864円/kg

  • 取引日:2026年7月25日
  • 数量:相対4,335.0kg
  • 価格:高値1,404円/kg、中値864円/kg、安値648円/kg
  • 選定理由:札幌の水産物部データで数量がまとまっており、いか類の引き合いを見る材料になる。

札幌は、するめいかを中心に見ます。高値1,404円/kgだけを切り取るより、相対4,335.0kgという数量と中値864円/kgを一緒に見る方が、見積り前の価格感をつかみやすいです。

補助で見る魚種:きんき

  • 取引日:2026年7月25日
  • 相対数量:895.5kg
  • 相対価格:高値7,344円/kg、中値5,184円/kg、安値3,672円/kg
  • 見方:高単価魚種として、海外提案時は数量確保と価格幅の確認が必要。

4市場の注目魚種は、数量・価格・取引日をそろえて確認します。

大阪の注目魚種

かつお:総取扱7,768kg、産地別平均630〜901円/kg

  • 取引日:2026年7月24日
  • 総取扱量:7,768kg
  • 宮城県産:2,771kg、平均901円/kg
  • 鹿児島県産:1,955kg、平均698円/kg
  • 千葉県産:1,179kg、平均630円/kg
  • 選定理由:大阪は品目別日報で産地別に見られるため、かつおの産地差を確認しやすい。

大阪は、かつおを産地別に見るのが有効です。同じ「かつお」でも、宮城県産、鹿児島県産、千葉県産で平均価格に差があります。海外向けに提案する場合は、魚種名だけでなく、産地と平均価格をセットで残してください。

福岡の注目魚種

車海老:100kg、高値13,000円/kg

  • 取引日:2026年7月27日
  • 数量:100kg
  • 価格:高値13,000円/kg、安値2,000円/kg
  • 選定理由:高単価帯で価格幅が大きく、サイズ・等級確認が必要な魚種。

福岡では、車海老を高単価商材として確認します。高値13,000円/kgは目を引きますが、安値2,000円/kgとの差が大きいため、見積りではサイズ、等級、入数を確認しないと使いにくい数字です。

補助で見る魚種:養タイ・養シマアジ

  • 養タイ:1,700kg、高値1,350円/kg、安値1,200円/kg
  • 養シマアジ:380kg、高値2,600円/kg、安値2,400円/kg
  • 見方:養殖魚は価格幅が比較的読みやすく、提案前の価格帯確認に使いやすい。

4市場を見た実務上のポイント

高値より、中値・平均・数量を見る

  • 豊洲のあじは、中値1,188円/kgを基準に見る。
  • 札幌のするめいかは、相対4,335.0kgと中値864円/kgをセットで見る。
  • 大阪のかつおは、産地別平均価格で見る。
  • 福岡の車海老は、高値と安値の幅が大きいため、サイズ確認を前提に見る。

海外バイヤー向けの見積りでは、見出しになる高値だけを使うと説明が弱くなります。数量が付いている価格帯、平均価格、サイズ・等級の確認余地を残す方が実務向きです。

まとめ

今日見る魚種は、あじ・するめいか・かつお・車海老

7月27日の4市場確認では、豊洲はあじ、札幌はするめいか、大阪はかつお、福岡は車海老を中心に見る構成にしました。

相場レポートは、公開形式の説明だけでは役に立ちません。魚種、数量、価格、単位、取引日をそろえ、どの数字を見積り前の判断材料にするかを整理することが重要です。

水産物の相場を見るときは、魚種ごとの数字を分けて確認してください。市場名だけ、日付だけ、最高値だけでは、輸出見積りの材料として足りません。

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